メールからのコンバージョンを知りたい

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メールを配信して、そのメールからのアクセスで自社のWEBサイトやクライゼルフォームで予約や購入や問い合わせを完了(コンバージョン)させた場合に、その完了数やユーザの情報を取得したい場合には、Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)※以下「GA」と呼びますを活用することで測定する方法がありますので、ご紹介します。

概要

  1. GAのトラッキングコードを計測対象となる各WEBサイトに設定します。
  2. 配信するメール文面の各リンクURLに、GAのキャンペーン用パラメータを追加し、そのパラメータの値としてクライゼルの会員ID等の差込記号を記述します。
  3. メールを配信します。
  4. GAのレポートからコンバージョンしたセッションのリストをエクスポートします。
  5. クライゼルの配信データベースから会員データをダウンロードして、GAのリストと会員IDを元にデータの紐付けを行います。(紐付けにはクラゼイルの更新アップロードを活用することもできます。)

概要図
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ちなみに、Googleアナリティクスにメールアドレス等の個人情報をそのまま送信することは、Googleアナリティクスの規約にて禁止されています。あくまでその情報だけでは個人を特定できないような情報であるクライゼル会員ID等をパラメータにはご利用ください。


設定方法は下記をご参考にしてください。

1、GAのトラッキングコードの設置

ユーザがメールからコンバージョンページまでに経由する可能性のある全てのページに対して、GAのトラッキングコードを設置する必要があります。クライゼルのフォームをご利用されている場合は、そのフォームにもトラッキングコードを設置します。
その際、「クロスドメイントラッキング」と「仮想ページビュー」という設定の注意点がありますので、クライゼルFAQ「ユニバーサルアナリティクスを設定したい」に記載の内容をご参照ください。

参照ページ:ユニバーサルアナリティクスの設定方法

2、配信するメール文面の各リンクURLにキャンペーン用パラメータを追加

【1】どんなパラメータを引き継ぐか決める

クライゼルで配信するメールに記載するリンクURLに、GAのキャンペーン用パラメータを追加することで、そのURLから計測対象ページに遷移した際に流入元の情報を残すことができます。

GAがキャンペーン用に用意しているパラメータは、下記の5つです。

Google  - アナリティクスヘルプ 「各パラメータの詳細と使用例」
https://support.google.com/analytics/answer/1033867?hl=ja より抜粋

キャンペーンの参照元(utm_source) 必須。utm_source では、検索エンジンやニュースレター名などのソースを指定します。
例: utm_source=google
キャンペーンのメディア(utm_medium) 必須。utm_medium では、メールや CPC 広告などのメディアを指定します。
: utm_medium=cpc
キャンペーンのキーワード(utm_term) 有料検索で使用します。有料検索広告のキーワードをトラッキングするには、utm_termを使用します。
: utm_term=ランニング+シューズ
キャンペーンのコンテンツ(utm_content) A/B テストやコンテンツ ターゲット広告で使用します。utm_content を使用して、同じ URL を参照する広告とリンクを区別します。
utm_content=logolink または utm_content=textlink
キャンペーン名(utm_campaign) キーワード分析で使用します。utm_campaign を使用すると、特定商品のプロモーション キャンペーンや戦略的キャンペーンを識別できます。
utm_campaign=春のセール

※上記より、お好きなパラメータを活用いただいて結構ですが、どのパラメータを使うかによってGAでのレポートの見方が異なりますので、【4】でご紹介するレポートの見方をそのままご参考にしてただく為には、下記のように設定してください。

各パラメータ使用例

キャンペーンの参照元(utm_source) メルマガ名
キャンペーンのメディア(utm_medium) email
キャンペーンのコンテンツ(utm_content) クライゼルの会員IDの為の差込記号(##member_id##)
キャンペーン名(utm_campaign) 配信日(例:20150101)

1行でパラメータを記述すると下記のようになります。


パラメータ記述例

utm_source=kknews&utm_medium=email&utm_content=##member_id##&utm_campaign=20150101

※薄青部分はパラメータの種類
※オレンジ部分はパラメータの値
※パラメータの間には&を記述

【2】メール文中のURLにパラメータを追加する。

メール文中のURLの後ろに、【1】で作成したパラメータを追記していきます。
元のURL中に?が含まれている場合は、パラメータの前に&を記述します。
元のURL中に?が含まれていない場合は、パラメータの前には?を記述します。

元のURL

http://www.kreisel.bz/

パラメータをつけたURL

http://www.kreisel.bz/?utm_source=kknews&utm_medium=email&utm_content=##member_id##&utm_campaign=20150101

 

3、メール配信する

クライゼルからメール配信します。
通常通り配信設定するだけですが、差込記号を設定している場合はクリックカウントの設定ができません。
また、ワンクリックログインは利用できますが、GAのキャンペーン用パラメータを付けることはできません。

4、GAのレポートからコンバージョンをしたセッションのリストをエクスポートします。

GAの[レポート]>[集客]>[すべてのキャンペーン]を開き、キャンペーンに設定した値を選択します。

[セカンダリディメンション]を開き、[広告]>[広告のコンテンツ]を選択します。
これで、[広告のコンテンツ]の欄に、クライゼルの会員IDが表示されます。

コンバージョンを達成したセッションだけを取得したい場合は、[+セグメント]を開き、「すべてのセッション」のチェックをはずして「コンバージョンを達成したセッション」にチェックを入れます。

レポートが表示されたら、画面右下の表示する行数を、右側に表示された1-○/○の数字に応じて、すべての行が表示されるような行数に変更します。

リストをエクスポートするには、画面上部の[エクスポート]を開き、CSVを選択して、テキストエディタ等で開きます。
開いたファイルを、一旦保存します。その際、文字コードをshift-jisに変更して保存するよう設定してください。(Excelで開く為に必要です。)

あとは、改めてExcelで開けばコンバージョンを達成した会員IDリストが確認できます。

5、クライゼルの会員データと会員IDをキーにして紐付け

4のリストと、配信に利用したデータベースの会員データは、クライゼルの会員IDを元にして、紐付けできることになります。

紐付けするには、クライゼルから会員データをダウンロードして、マイクロソフトのアクセス等を用いて紐付けするか、クライゼルの以下の方法を用いて紐付けしてください。

★クライゼルでの会員ID紐付け方法

クライゼルでは、あいにく会員IDを基にした更新アップロードができません。
その為、3で利用した配信データベースの会員IDをキーとするデータベースを作成しなければなりません。
下記のような手順で行ってください。

(1)3のデータベースを[複製]する。この時、会員データは複製しない設定を選択します。

(2)複製した新規データベースに、[データベース]>[項目の設定]にて、「テキスト」を追加して、「会員ID」と名づけ、項目の最上部に移動させ[重複キー]に設定します。この時、その他の項目についている[重複キー]のチェックをはずしてください。

さらに、GAコンバージョンリストの情報として登録したい、項目を作成します。
例えば、コンバージョンしたかどうかだけで良ければ、コンバージョンフラグとして単一選択項目に選択肢1(=コンバージョン)を用意しておくだけでも良いですし、今後の配信の度に、同じ作業を行ってコンバージョンごとの配信日を付けていきたいという事であれあれば、複数選択項目に配信日ごとの選択肢を作成しておきます。
 

(3)配信データベースから会員データをダウンロードします。
この時、配信に利用した抽出条件を利用してダウンロードされると、複製先のデータベースに入れる会員数を最小限に抑えることができます。
ダウンロードしたデータをExcelで開き、登録日時以降の項目を削除し、保存します。

(4)(3)のファイルを、(2)のデータベースにアップロードします。

(5)GAコンバージョンリストのデータの会員ID項目以外の項目を削除し、全員のB例に(2)で作成したコンバージョンフラグ用の項目の選択肢IDを追加したら、ファイルをCSVかTSVで保存します。

(6)(5)のファイルを(2)のデータベースに「更新のみ」でアップロードします。
アップロードする項目は、会員IDの項目と(2)で作成したコンバージョンフラグの項目と設定します。
これでデータの紐付けは完了です。

(7)最後に、[会員データ]>[抽出条件管理]を開き、(2)のコンバージョンフラグごとに、抽出条件を作成して、[会員データ]>[一覧検索]から会員データ一覧を開いたら、作成した[抽出条件]を選択して、コンバージョンを達成したユーザを確認してください。
元のデータの会員データが確認できます。

 

まとめ

以上のように、GAを活用し、クライゼルで配信するメールからのコンバージョン数やコンバージョンをしたユーザの情報を知る方法をご紹介させていただきましたが、諸々と作業工程が多いことなど、今後クライゼルのバージョンアップで改善していけるよう検討していきたいと思います。

ご不明の点がありましたら、お気軽にカスタマーサポートまでご相談ください。