ステップメールとは、会員データ登録や商品の購入などのアクションを実行したユーザに対して、あらかじめ準備したメールをスケジュールに沿って配信するメールマーケティング手法の1つです。会員に対し、やみくもにメールを送るだけでは、有効なメールマーケティング施策とは言えません。効果的にユーザの関心を掴むためには、最適な内容を、最適なタイミングで配信する必要があります。まずはその「シナリオ」を作成しましょう。
例えば、フォームからメルマガ登録会員を集めた際に、ゴールを「商品の購入」に定めます。ユーザは商品を購入する際にどんな行動をするのか?ということを想定してみると、例えば
メルマガ登録⇒商品について調べる⇒サンプルを試す⇒疑問や不安を解消する⇒商品を購入する
といった行動が想像出来ます。ステップメールのシナリオはどうなるでしょうか?
メルマガ登録⇒商品紹介⇒サンプルキャンペーンの案内⇒他社比較情報や、「よくある質問」など疑問を解消できる情報を配信
→〇購入 ⇒お礼メール⇒アンケート
→×未購入⇒「購入者の声」など背中を押す情報を引き続き配信
このように、複数のシナリオが場合分けされて想定できます。
シナリオに沿って原稿を準備しましょう
クライゼルではエージェント配信機能を利用して、条件に合致する会員ごとに、特定のスケジュールで、メールを自動送信することが可能です!
差込記号を利用して宛名を挿入したり、特別感の演出やフォローの自動化に役立ちますので、是非、ステップメールの運用にお役立てください。
Step1 エージェントメールを作成しましょう
まずは、ステップメールの目的に合わせて、配信タイミングと配信対象を整理した上で、エージェント配信メールを作成しましょう。
操作手順
1 [メール]>[文面管理]を選択します。[データベース一覧]画面が表示されます。
2 対象となるデータベース名称の[メール文面一覧]をクリックします。
1回のみの指定した条件の配信は、【メール文面】の[文面一覧]を選びますが、定期的に自動配信を行うエージェント配信は、【メール文面】の[エージェント配信メール文面]を選択してください。[文面管理]画面が表示されます。
[データベース新規作成]画面が表示されます。
3 [新規作成(通常メール)]をクリックします。
[メール文面新規作成]画面が表示されますので、各項目を入力してください。
4各項目を入力し、[次へ]をクリックします。
クリックカウントの候補URLの検出の画面が表示されます。
詳細については、「クリックカウントの設定画面」を参照してください。
5クリックカウントを有効にするURLにチェックを入れ、[有効期間(配信日時から)][有効期間外URL]を入力し、[次へ]をクリックします。
確認画面が表示されます。
※後々の効果計測のために、クリックカウントは有効にしていただくことをお薦めします。
6[実行]をクリックします。
[メール文面を新規作成しました。確認メールを指定のメールアドレスへ送信しました。 ]とメッセージが表示されます。
複数回メールを配信する場合、それぞれのステップごとにメール文面の作成を行います。
Step2 配信起点として使える項目を設定
エージェントメール配信は、データベースのいずれかの項目を起点として配信設定を行います。
例えば、下記のような配信条件を設定出来ます。
| 配信間隔 | 毎日 | ○時○分 | |
|---|---|---|---|
| 毎週 | ○曜日 | ○時○分 | |
| 毎月 | ○日 | ○時○分 | |
| 配信条件 | 登録日時 | 当日/○日前/○日後/○週間前/○週間後/○ヶ月前/○ヶ月後 |
|---|---|---|
| 更新日時 | ||
| 一括処理日時 | ||
| アップロード日時 | ||
| 日付項目 |
配信条件を指定する場合、配信間隔は[毎日 ○時○分]を選択します。毎日の指定時刻になると、配信条件に該当する会員が抽出され、自動的にメール配信が行われます。
配信条件を指定する場合、「年月日」が条件と一致する会員を対象として一度だけ配信するのか、「月日」が条件と一致する会員を対象として毎年配信するのかを選択します。
例えば、下記のようなルールの配信予約を行えるイメージです。
- 毎日○時○分に、抽出条件に合致する、配信の実行日が『登録日時』から○日後に該当する会員を抽出して配信
- 毎日○時○分に、抽出条件に合致する、配信の実行日が『日付項目』の○日前に該当する会員を抽出して配信
- 毎週○曜日の○時○分に、抽出条件に合致する会員を抽出して配信
- 毎月○日の○時○分に、抽出条件に合致する会員を抽出して配信
また、データべースに「メルマガ登録日」「サンプル申し込み日」などの別の日付項目を作成して、配信条件として利用することも可能です。
データベース項目の追加方法は下記のとおりです。
操作手順
1[データベース]>[データベース管理]を選択します。
[データベース一覧]画面が表示されます。
2対象となるデータベース名称の[項目の設定]をクリックします。
【データベース項目の設定】画面が表示されます。
3右のウィンドウでデータベース項目のタイプと数量を選択し、[追加]をクリックします。
一覧表にデータベース項目が追加されます。操作を繰り返し、項目を追加します。
4設定画面の各項目名を入力し、[実行]をクリックします。
Ste3 誰に送る?抽出条件を設定しましょう
ステップメールを配信する際には、誰に対して、どの段階で、何を送るのか、というシナリオが重要になります。Step2で設定したそれぞれの配信起点の対象となる、配信先の抽出条件を設定しましょう。
操作手順
1[会員データ]>[抽出条件管理]を選択します。
[抽出条件一覧]画面が表示されます。
2[新規作成]をクリックします。
[抽出条件新規作成]画面が表示されます。
設定したデータベース項目に対応する抽出条件が表示されます。
3[抽出条件の名称]を入力します。
4[項目間の条件の結合方法]を選択します。
5各項目の右にあるプルダウンを選択して検索条件を設定します。
例えば、下記のような条件が設定可能です。
例1)商品Aの購入フラグがついていて配信停止フラグのない会員を対象に、購入日項目の3日後に配信という設定を行う場合
商品Aの購入フラグと配信停止フラグのみ抽出条件に指定します。
[商品購入フラグ]のプルダウンで「含む」を選択>「商品A」の選択肢を[←追加]する
[配信停止フラグ]のプルダウンで「含まない」を選択>「配信停止」の選択肢を[←追加]する
[項目間の結合方法]は[and(かつ)]を指定します。
例2)毎月月初に、今月が更新月の会員に配信という設定を行う場合
更新月のみ抽出条件に指定します。
[更新日]のプルダウンで「実行日基準(月)」を選択>[当月]の1日~[当月]の末日 と指定/[項目の「年」を無効にする]にチェック
6[次へ]をクリックします。
確認画面で[実行]をクリックすると、抽出条件の新規作成が完了します。
検索方法につきましては、[指定した条件で検索する]をご参照ください。
Ste4 エージェント配信設定を行いましょう
参照先:毎月/毎週/毎日の指定時刻に配信する[エージェント予約]
エージェントメールとは毎月/毎週/毎日の指定時刻に、条件に合致する会員を抽出して、繰り返しメールを配信するメール配信機能となります。Step2で作成した配信起点に、Step3で作成した条件の配信先に対して、メールを配信する設定を行います。
操作手順
1[メール]>[配信管理]を選択します。
[データベース一覧]画面が表示されます。
2対象となるデータベース名称の、エージェント予約設定にて[設定一覧]をクリックします。
[エージェント予約管理]画面が表示されます。
3[新規作成]をクリックします。
[エージェント予約設定新規作成]画面が表示されます。
4各項目を入力します。
[配信予約名称]は、受信者には見えませんので、配信者がわかりやすい配信予約の名称を設定します。
[抽出条件]では、Step.3で作成した送信対象の抽出条件を、リストから選択します。
[配信間隔]で配信間隔を選択肢、[配信条件]でリストから基準となる日時とタイミングを選択します。
[ステータス]を[稼働する]にした時点から、設定したスケジュール通りにメール配信が開始されます。
5[次へ]をクリックします。
6[実行]をクリックします。
[エージェント予約を作成しました。確認メールを指定のメールアドレスへ送信しました。 ]とメッセージが表示されます。
例1) 商品Aの購入フラグがついていて配信停止フラグのない会員を対象に、購入日項目の3日後に配信という設定を行う場合
1.[確認メール送信先]・[配信予約名称](例:購入3日後メール など)を設定します。
2.あらかじめ、購入フラグを[含む]、配信停止フラグを[含まない]という抽出条件を作成しておき、[抽出条件]のプルダウンから選択します。
3.[配信間隔]では、「毎日」、「9時15分」に配信する、という設定を行います。時間は任意に設定してください。
4.[配信条件]では、パターン1のプルダウンから購入日項目を選択。
「XXX: 購入日」の「3」「日後」という設定を行います。
※項目の「年」を【有効】にする、にチェックを入れることで、毎年同様のメールが送られることを防ぐことができます。
以降は[操作手順]をご参考にご覧ください。
例2)毎月月初に、今月が更新月の会員に配信という設定を行う場合
1.[確認メール送信先]・[配信予約名称](例:更新月お知らせメール など)を設定します。
2.あらかじめ、[更新日時]のプルダウンで「実行日基準(月)」を選択>[当月]の1日~[当月]の末日に指定/[項目の「年」を無効にする]にチェックを入れた抽出条件を月ごと(例:1月、2月、3月・・・)作成しておき、[抽出条件]のプルダウンから選択します。
3.[配信間隔]では、「毎日」、「9時15分」に配信する、という設定を行います。時間は任意に設定してください。
4.[配信条件]では、パターン1のプルダウンから更新日時項目を選択。
「XXX: 更新日時」の「当日」という設定を行い、項目の「年」を【無効】にする、にチェックを入れてください。
以降は[操作手順]をご参考にご覧ください。
Ste5 効果計測をしましょう
せっかく配信したステップメールですが、定期的に配信すれば良いというものではありません。想定したシナリオ通りに目的は達成されているかということを、定期的に効果計測を行う必要があります。
例えば、実際にメールは開封されているのか、クリック率はどれくらいか、誰が開封してくれているのか、どんなメールの開封率が良いのか、こういった配信結果を確認してみましょう。
また、「商品の購入」を目的にしている場合、実際に購入に至ったユーザにステップメールの感想をアンケートでとってみるのも良いかもしれません。
操作手順
1[会員データ]>[会員検索]を選択します。
[データベース一覧]画面が表示されます。
1対象となるデータベース名称の[検索]をクリックします。
会員データ検索]画面が表示されます。設定したデータベース項目に対応する検索条件が表示されます。
3各項目の右にあるプルダウンを選択して検索条件を設定します。
4開封率を測定するためには、[クリックカウント]項目のプルダウンを[何れかを含む]を選択の上、配信タイプは「エージェント配信」を選択して[条件を追加]をクリックします。
5表示されたポップアップ画面で、計測したいメールを[選択]してください。
次ページでメールに含まれるURLを選択し、[実行→]をクリックします。
6[実行]をクリックします。
検索結果が[会員データ一覧]画面に表示されます。
こちらの結果が、当該のステップメールを開封したユーザの一覧になります。
7検索を行った条件を抽出条件として登録しておくと、今後便利です。
[会員データ一覧]画面右側の[抽出条件登録]をクリックして、任意の名称を登録してください。
抽出条件を登録しました。 」とメッセージが表示されます。
この条件を利用して、「○○メールをクリックした人にだけ送るメール」を、ステップメールで送ることも可能です。